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新入社員入社式

2020年4月1日 大学を卒業して、無事に管理栄養士の国家試験を合格した新卒採用社員の新入社員入社式を開催した。入社式では、法人理念・就業目標の復唱。そして自己紹介挨拶、最後に社会人・医療人としての誓いのことばを行い、式は終了した。

本当に簡単な式ではあったが、初めての入社式を開く事ができるまでに、様々な苦労を経験し乗り越えて来た過去があったし、これからも新卒の社員を一人前に育てていくには、暖かな気持ちと、確実に経験を積ませて育てていく時間が必要となるであろう。

ただ、8年前は自ら管理栄養士の新卒の入職希望者が面接に来る事がなかった職場に、ここ数年、毎年新卒の社員が入職希望で面接に来てくれるようになった事はこれまで職場環境を整え、法人理念に基づき、やりがいを持って働ける職場の実現を悪戦苦闘しながらも邁進してきた結果であると思っています。

社員を雇うという事は、その社員の生活を守っていく・今後の人生の進路に大きな影響を及ぼすという覚悟で危機感を持ち日々、理事長・院長業務に当たっています。

先日、偶然サウナで横になった面識のない社長が話をしているのを耳にしました。今年も新卒が数名入ってくるけど、最低6か月は人を育てるには時間がかかる。その内何人かは仕事についてこれづ離職していくだろう。本当に悩ましい。と 私は今まで人を育てる事に苦労をし失敗もしてきた。見ず知らずの社長が話をしていたように、私も6か月という期間をしっかり待ってあげる事が必要であると考えています。ただ、焦り・待てないのが人の嵯峨であり、本当に待って育てた時に蝶のように飛び立っていってしまう儚い経験をする事も覚悟しなければいけないのです。 本当に新人の人生の幸せを考えて、愛情を持って育てる人間性が教育者・院長には必要であり、今後も努めていく事が重要であると考えています。

職員が輝ける環境・機会を作っていく事が私のやりがい、生きがいである。そんな気持ちをずっと大切にしていきたいです。

健康経営への取り組み

働き方改革関連法が成立し、大企業を中心に対応が始まっている。さて労働人口が今後下がり人手不足が今後も進むことが予測されるなかで、歯科医院はどのように対応をしていけばいいのであろうか。あるアンケートによると、現在子育てをしながら、高齢者の介護も行っている働きざかり世代の生活に対する満足度はリタイア層の方と比較して低い結果であったという話をラジオで耳にしました。そうです、働き盛りの40代は社会的な責任も上がるなか、がむしゃらに働き税金を納め頑張るも、団塊の世才の諸先輩型のお力、理解協力がなければ多大な負荷が圧し掛かるのかもしれません。労働人口は減少、もし一部の財力を持つリタイア世代が、人生を謳歌すべく自由奔放に、働き盛り世代に関心をもたずに行動をし続ければ、必ず不満や摩擦、問題が働き・子育て世代に生じてくると私は感じています。

そうです、人生100歳という文言を立てたのならば、健康意識を高め、健康寿命の長くなった元気な高齢者は助け合いの精神で少しでも労働人口として下手に、地域、国を支えるべく生産性向上を担っていく働き手として加わっていかなければ、必ずどこかしら社会に無理が起こるのではないかと感じています。

恥ずかしい話ですが、私は10年前は自分の父と仕事の考え方の相違から、胸ぐらをつかむほどの衝突を何度かした経緯があります。お互いに分かり合えた事で今は自分の父に大変感謝し、70歳を超えても訪問診療を中心に地域医療に関わっている父を労わる気持ちと、体の衰えや病気と向き合いながら日々の仕事に取り組んでいる父を尊敬の念で見ています。

私はこのように働き世代とリタイア世代がお互いの生活状況を分かりあい、助け合っていく事が本当にお互いにとって良き方向に進む事であると思っています。

さて当医療法人は、基本的な仕事の行動を見直し、整理整頓、社員教育、設備投資を重ね、生産性と仕事効率の向上に努めています。なぜならば、働き方改革に対応し夕方の勤務時間を短縮、GW.夏季、冬季休暇を増やし、働く職員のライフワークバランスを大切に考え改善を行ったからです。

また健康経営優良法人としての取り組みのひとつとして、毎月小さな健康経営イベントを行うこととしました。第一回目は蔵王山を登り、山頂でアウトドアクッキング、2日目は豊川の佐奈川を歩き、手打ちそばを食べるという健康サークル活動を行い、3回目は鳳来寺山への散歩を計画しています。

歩きながら普段の診療中では話せない会話や、相談をすることで社員との距離も縮まり、お互いの考えの理解につながるという効果もありました。

当医療法人理念のひとつである、職員の笑顔を実現することは簡単なことではありません。労働力の減少、医療・介護費財源の不足問題に加え、患者さんの要求度の向上、金属材料費の向上、感染防御対策費用の問題を考えると、日々考え、改善を積み重ねる事が職員の笑顔の達成には不可欠であると考えています。

そのために社員に社会・仕事の成り立ち、事の真意を理解してもらう必要があり、仕事を通じた社会教育を続けていく事が大切なのです。朝のあいさつひとつでも、その職場の風土や仕事の質はわかる事があると思います。

ひとつひとつのもの事を丁寧確実にこなしていく事が一番の成功の近道なのかもしれません。

才能あるものへ

才能とは何か? 個人個人特別な才能や能力の種を持っている。その才能や能力、特徴を生かすもころすも、ボスやリーダー、教育者次第なのである。そんな自分の才能を生かして輝かせてくれた上司やボス、先生、先輩には本当に感謝しなければいけないと思っている。

 

今年一年「Noblesses Oblige-Be Gentleman- という課題を同友から頂いた。新たな目標に向かって邁進したこの一年、仕事量が増えて自分の休みがとれない、自分の働いた時間や稼いだ報酬は、社員の福利厚生や設備投資に当て続けた。時間的ゆとりがなかったせいか、正直体と心に痛みを感じ、自分の現状に苛立ちを感じていた次期があった。

 

そんな時に同友からもらった言葉 「Nblesses Oblige」を聞いてもっとかっこよく、器のでかい男になろう、自分もいつか必ず自由な時間や十分な給与、そして笑顔あふれる生活を送れるようになろうと、気持ちを切り替えることができた事をつい半年以上前に覚えている。

 

今年一年を振り返ると、休みなく本当によく働いたし、数多くの問題にも諦めることなくなんとか対応できることができた。そして201812月の結果を見ても最高の結果を出し、社員との約束を果たし納得のいく賞与を支給でき、日々の診療でも心のこもった適切なことばがけを一人一人にする事ができたるようになった事に、医院、医療法人だけでなく理事長個人としても変わることができた年であったと思う。今までの自分は人を許すことができなかった、でも今の自分は人や物事の摩擦やすれ違いを許すことができるようになった事が一番の変化だと思っている。

 

皆に伝えたいこと。一人一人が、一年、毎日を時に楽しく大切に生きてほしい。真剣に毎日を送るということは、正直きついし、考えることやストレスも多くなる。特に、自分の先祖や親からかけがえのない才能を授かった人は、少しでもその才能を周りの人のため、自分の周りのコミュニティー、地域、日本、世界が良くなるように使って欲しいと思う。それが宝物を授かった人間の役割りであり、人の上にたつボスやリーダーの役割なのだと思う。 

 

急にもの事や社会ははよくならない、世の中には欲や誘惑は無数に潜んでいる。欲や誘惑があるからこそ、頑張れる一面もあるのも事実であるが、一人一人が未来に繋がることを行っていくこと、特に権力や財力、才能に満ち溢れた人間は自らが周りを引っ張り、その道しるべを行っていく事で、その光明なまなざしは、さらに仲間を集め、大きな力となり、その環境を良き方向へ変えていく事になるのだと私は考えています。

 

今年一年、相変わらず山あり谷ありでしたが、自分の周りの人間を少しでも笑顔にできたことに対しては評価することができる一年でした。最後になりますが、自分と一緒に切磋琢磨してきた社員、仕事を支えてくれる協力業者、ぶつかり話し合いを重ねた家族、良き刺激を与え続けてくれる同友に感謝の気持ちをこめて今年一年を締めくくりたいと思います。

 

 

 

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